葬儀の流れ

葬儀の流れ

葬儀の三大不安要素の一つとも言われる『葬儀の流れ』になります。
ここでは一般的な仏式の葬儀の流れとともに、ご遺族のやるべきことを時系列で順にご紹介していますので参考にしていただければと思います。

事前相談

サシキン葬祭では、知識や経験の豊富な社員がお問い合わせいただいたお客様にご葬儀について、どんなご不明点もしっかりとお答えします。
ご葬儀の準備・費用・式内容までお客様にご納得していただけるまで、お答えします。お気軽にご相談くださいお客様のご希望の場所やお近くの葬儀会場(多治見市内)でご希望の日時に合わせてご対応いたします。

亡くなる直前から

危篤

危篤の連絡を受け、病院へ駆けつけるときに、会わせたい友人や家族に連絡します。
また病院等で支払いが直ぐに必要になりそうな入院費などは手元に現金を準備しておきます。

ご臨終

医師が患者様の死亡を確認した後に、親族にご逝去の連絡をします。
葬儀社を決めている家族は、ご遺体の搬送を葬儀社に依頼します。
また、葬儀社が決まってない場合は、葬儀社が決まり次第ご遺体の搬送をします。

エンゼルケア

ご遺体の顔や体を整えるために、メイクをしたり、手術などの傷口や闘病の跡を綺麗にします。
また、体をタオルなどで清拭を行い綺麗な状態にします。

ご搬送

患者様が病院で死亡した場合、ご遺体を病院から安置所へご搬送をします。
葬儀社がご自宅や専用の安置所へのご搬送を行います。

遺体安置

専用安置所やご自宅にご遺体を安置します。

お通夜・ご葬儀までの流れ

葬儀社・家族内で打ち合わせ

まず家族内でお葬式の喪主様を決めます。
エンディングノートなどがある場合は、生前の故人様の希望も確認をする必要があります。葬儀社と葬式の内容(規模や形式など)を具体的に決める打ち合わせをしていきます。
葬儀費用の見積書を受け取るときは、何が含まれているかの確認が必要です。

訃報通知

親族、会社関係者やご友人に訃報の通知、葬式の日程、会場の場所を伝えます。
訃報通知は、葬儀社がご用意します。

納棺

故人様を棺に納めます。
生前と同じ格好でのお別れを希望するご遺族様は湯灌の依頼が必要です。

通夜

通夜式は自宅や斎場などで行います。
葬儀社が通夜式の段取りの準備をし、進行します。

葬儀・告別式 お別れの儀

故人様とご遺族様、会社関係者や友人と過ごす大切な最期の時間です。

出棺

『お別れの儀』の終了後、斎場もしくはご自宅から出棺し、お柩を霊柩車に乗せて火葬場へご搬送します。

葬儀後

火葬・収骨

ご遺族や参列者は控室で火葬が終わるまで待ちます。
待ち時間に、故人様を偲び『精進落とし(告別式料理)』を囲むこともあります。
火葬後は火葬場に、ご遺族や参列者が集まり、焼骨を骨壺に納めます。

後飾り

骨壷をご自宅に持ち帰り、後飾り壇を設置します。
仏具、骨壷や白木位牌などを四十九日の納骨を迎えるまで設置します。

納骨・四十九日

墓地や納骨堂に遺骨を納めます。

葬儀の豆知識

服装マナー

喪服は格式の高い順に「正喪服」「準喪服」「略喪服」の3つにわかれています。基本的に「正喪服」は喪主が着用し、参列者は喪主やその近親者よりも格式の低い喪服を着るのがマナーです。
また男女ともに、アクセサリーの着用は結婚指輪以外避けた方が無難です。靴やバッグは特に注意が必要です。黒い靴やバッグでよく使用されるエナメル素材や革製品は葬儀の場ではふさわしくないので控えましょう。

香典マナー

不祝儀袋は一般的に水引のついたものを使い、薄墨を使って書きましょう。薄墨で書く理由は、「墨が涙で滲んでしまった」という故人の死に対する悲しみの気持ちを表現するためです。
不祝儀袋の表書きは、宗教によって異なります。
もし故人の宗教がわからない場合は「御霊前」と記載するのが無難です。
香典には誰が贈ったのかを明確にするために、自分の名前を書きます。
香典は受付で記帳を済ませた後にお渡しするのが一般的です。

供花・供物・弔電マナー

供花や供物・弔電は、葬儀・告別式の前日までに届くように贈るのがマナーです。
また家族葬の場合は、ご遺族側の意向により香典だけでなく供花や供物、弔電も辞退していることがあります。
ご遺族から届いた訃報の内容をしっかりと把握し、供花や供物・弔電を辞退しているかどうか確認しましょう。

焼香マナー

焼香とは、仏式の葬儀や法要などの儀式で参列者全員が順に香を焚くことをいいます。仏教では焼香から立ち上る煙や香りに仏の食べ物であるとか、あの世への道しるべとなるといったさまざまな意味を持たせています。
抹香という香木を細かくしたものを使う場合もあれば、線香を使う場合もあります。抹香の材料には樒 ( しきみ ) や白檀をメインに使うのが一般的です。
白檀はお釈迦様(ブッダ)が荼毘に伏されたときに使った高貴な 香木 ( こうぼく ) です。また、樒 ( しきみ ) には「邪気を祓う」「故人を守る」という意味があります。

法事・法要

お経を上げてもらうことを「法要」法要と食事を含めた行事を「法事」と呼びます。
法要とは故人を供養するという意味の仏教用語で「追善供養(ついぜんくよう)」とも言います。
法要は故人を偲び冥福を祈るために営みます。冥福とは冥途の幸福のことで、故人があの世で良い報いを受けてもらうために、この世に残された者が供養をします。
仏教では法要を行う日が決まっています。

初七日から四十九日

仏教では没後7日ごとに法事を営むことを「忌日(きび)法要」と言い、亡くなった人を供養します。
これを「中陰の七仏事」とし、初七日にはじまり、二七日(ふたなのか)、三七日(みなのか)、四七日(よなのか)……と続き、七七日(なななのか)にあたる没後四十九日をもって忌明けになります。
中には没後三十五日を忌明けとする寺院もあります。日数の数え方は、亡くなった日を含めて数えるのが一般的です。

年忌法要

亡くなった日を命日と言い、一周忌以降、亡くなった月日のことを「 祥月命日 ( しょうつきめいにち ) ※」と言います。
祥月命日に営む法要のうち、定められた年に行われる法要が、一般的に年忌法要となります。亡くなった翌年の祥月命日のことを「一周忌」と言いますが、その次の命日は「二周忌」とは言わず「三回忌」となります。三回忌以降は亡くなった年を一とした数え方になります。
以降、七回忌、十三回忌、十七回忌、二十三回忌、二十七回忌、三十三回忌が行われます。一般的には、三十三回忌もしくは五十回忌を最終の年忌法要とするケースが多く、これを「弔い上げ(とむらいあげ)」と言います。

よくある質問

よくいただく質問をまとめました。
お問い合わせの際にご確認ください。
また、解決しない場合にはお気軽にお問い合わせください。

家族葬に関する質問

家族葬のお葬式の流れを教えてください

家族葬は、近親者だけで行うお葬式で一般会葬者は呼びません。
お供え物を飾る、親族に料理をふるまう、和尚様を読んでお経を唱えてもらうなど一般のお葬式と同じです。
近年は、自由な形でお葬式をし近親者だけのため体裁を考えない方が増えてきています。
献花をしたり、故人の遺志にそって無宗教でお葬式をしたりと会葬者に気を遣うことなく行うことが可能です。

家族葬でも祭壇は物寂しくしたくないのですが何かアドバイスありますか?

家族葬は門前などの屋外には飾り付けは全くしませんが、屋内の飾りはどのようにしても大丈夫です。
また当社にお任せしていただければ祭壇の生け花を増やすプランもございますので一度ご相談ください。

霊柩車は地味な物を使いたいのですが何かよい方法はありますか?

良く使われる金色塗りの宮型霊柩車以外にも、リムジンタイプや普通のワゴン車タイプもございます。
お好みでお選びください

葬儀の連絡をしなかった友人や会社関係者にはどのように通達したらよいですか?

葬儀が終わった後、関係者に死亡のご案内の手紙やはがきを送ります。
近親者のみで葬儀を執り行った旨の内容や生前のお礼などを記載していれば大丈夫です。
当社では例文などもご用意しております。

寺院に関する質問

お葬式は寺院を呼ばずにできますか?

ご遺族様のご要望に応じて寺院なしでお葬式をする方法などのご提案をさせていただきます。

昔からお付合いのある寺院に依頼することは可能ですか?

ご遺族様のご要望に応じてご案内をさせていただきます。

葬儀に関する質問

遺影写真は生前から準備したほうがよいですか?

遺影写真は祭壇を設営する際に必要になります。
ご葬儀の打ち合わせをするときに、すぐに決めていただきます。
表情の良い写真がなかったり、あるけれどどこにしまったか忘れたなどと言うこともよくあります。
故人様らしさの分かる写真であれば大丈夫です。
例えば、ペットと遊んでいる写真やお孫さんに笑いながら話かけている写真などで構いません。
真面目な表情の写真でなくても大丈夫です。
数年に一度遺影撮影のために、写真屋さんで撮られる方もいらっしゃいますが、それだけのために写真撮影をしなくても、家族写真を撮られるのも良いと思います。
また、貴重な撮った写真ですので、管理もお忘れずにしていきましょう。

四十九日はいつからですか?

四十九日はお亡くなりになった日を含め49日後になります。例えば、お亡くなりになった曜日が月曜日だとすると、49日は6週間後の日曜日となります。
地域や寺院様によっては35日で忌明けを行うところもありますので、詳細は一度寺院様におたずねください。
また法要を行う際、日にちを遅らせることは良くはないと言われています。親族の皆様が集まりやすいように、日にちを繰上げて週末に行う方が増えてきています。
そのため、寺院様の予定が週末に集中しやすいので、日程はお早目にお決めになった方がよろしいかと思います。

香典辞退と言われましたがどうすればいいですか?

生前に大変お世話になった方がお亡くなりになり、お悔やみの気持ちで、お香典 をお供えしたいけれど辞退されました。
しかし、これもご遺族の方々に、負担をかけたくないという気持ちなのかもしれません。
無理にお渡しするのは良くないので、ご辞退された方がいいかと思います。

お問い合わせ

0120-34-0683

FAX.0572-24-5559